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TOEICとはTest of English for International Communicationの略で、英語によるコミュニケーション能力を評価する世界共通のテストです。
TOEICテストは身近な内容からビジネスまで、幅広くどれだけ英語でコミュニケーションできるかということを測ります。また、ListeningとReadingという受動的な能力を客観的に測定することにより、SpeakingとWritingという能動的な能力までも含めた英語によるコミュニケーション能力を総合的に評価できるように設計されています。
TOEICはリスンング100問を45分、リーディング100問を75分、計2時間のテストです。 リスニングは4つのセクションにリーディングは3つのセクションに分かれています。
※このテスト形式は2006年5月の第122回公開テストよりリニューアルされました。 リニューアル前のテスト形式は以下の通りです。
リニューアルの前後の大きな違いは、リスニングではパート1が20問から10問に問題数は減ったこと、リーディングではパート6が誤文訂正問題から長文穴埋め問題に変更されたことです。
TOEICの教材を購入する際は、以上の変更点に気をつけてリニューアル後のもの(新TOEIC)を購入するようにしてください。
後にも出てきますが、TOEICはTOEFLを作成しているETSという機関が制作しています。そこで、TOEFLの動きを見ると今後TOEICがどう変更されていくかが予想できます。TOEFLも紙のテストの時は文法の問題がありました。ここが日本人の得点源でした。しかし、現在コンピュータによるテストになり文法問題はなくなり、読解問題は長く難しくなりました。
今後、TOEICも文法が減り、読解問題が長文化していくものと思われます。
TOEICテストは、リスニングが5点から495点、リーディングも5点から495点、合計は10点から990点までのスコアで評価されます。 このスコアは、常に評価基準を一定に保つために統計処理が行われ、能力に変化がない限りスコアも一定に保たれてるようにしてあると発表されています。
しかし、古い資料には、誤差がプラスマイナス25点あり、50点前後のスコアの変化は英語力の変化とはみなさないという記述がありました。実際、TOEIC公開テストを連続して受けた結果、スコアが50点以上下がっていたり、逆に上がっていることがありました。50点と言うと違いが大きいように思われますし、実際TOEICスコアを提出する際に650点と700点では大きな違いがあります。しかし、TOEICが測定しようとしている英語コミュニケーション力という観点からは大差ないようです。
TOEICテストは、世界約60ヶ国で実施され、全世界で年間450万人が受験しています。日本では年間約163万人が受験しています。 TOEICテストは、世界中の企業や学校、団体などで様々な用途や目的で幅広く活用されています。
企業、官公庁、学校など約2,700団体がTOEICを採用しています。企業では新入社員の英語能力測定に使用し、採用の合否にも関係してきています。
TOEICテストは米国にある非営利テスト開発機関である Educational Testing Service(ETS)によって開発・制作されています。
ETS(Educational Testing Service)は、米国ニュージャージー州プリンストンに拠点を置き、TOEICやTOEFL、SAT(全米大学入学共通試験)、GRE(大学院入学共通試験)を含む約200のテストプログラムを開発している世界最大の非営利テスト開発機関です。
ETSにより制作されたテストは世界180ヶ国以上で実施され、毎年延べ2,400万人が受験しています。2,500人以上のスタッフを擁し、そのうち約1,100人は、教育、心理、統計、心理測定、コンピュータサイエンス、社会学、人文科学の各分野でトレーニングを受けた、テスト、教育、リサーチに関するエキスパートで構成されています。このほかにも教育分野における調査研究など、幅広い活動を行っています。
日本におけるTOEICテストの実施・運営は(財)国際ビジネスコミュニケーション協会TOEIC運営委員会が行っています。